"Soul Power!" Reference


●過去に取り上げたアルバム

第49回 「和田アキ子リサイタル〜日劇に於ける実況録音

第48回 「リトル・フィート

第47回 「ライブ・アット・カーネギーホール/ビル・ウィザース

第46回 「ベスト・オブ・エリック・バードン&ウォー

第45回 「ゲットー・スタイル/ギル・スコット・ヘロン

第44回 「ナイトバード/ラベル

第43回 「シャフト/アイザック・ヘイズ

第42回 「レッツ・ステイ・トゥゲザー/アル・グリーン

第41回 「Pファンク・アース・ツアー/パーラメント

第40回 「ライブ!アイク&ティナ・ターナー・ショウ

第39回 「死刑台のエレベーター/マイルス・デイビス

第38回 「ライブ・イン・ハイドパーク/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

第37回 「ライブ・アット・モントルー・ジャズ・フェスティバル/レイ・チャールズ

第36回 「ライブ・アット・ジ・オペラハウス/ポインター・シスターズ

第35回 「ルッキング・フォー・ア・ラブ/ボビー・ウーマック

第34回 「イマジネーション/グラディス・ナイト&ピップス

第33回 「チェルシー・ガール/ニコ

第32回 「セルマソングス/ビョーク

第31回 「アストラル・ウィークス/ヴァン・モリソン

第30回 「憂歌団

第29回 「メリー・クリスマス/ダイアナ・ロス&スプリームス

第28回 「トレイシー・チャップマン

第27回 「ヘイ・ジュード/ウィルソン・ピケット

第26回 「やさしく歌って/ロバータ・フラック

第25回 「バック・トゥ・オークランド/タワー・オブ・パワー

第24回 「コズミック・ブルースを歌う/ジャニス・ジョプリン

第23回 「裏切者のテーマ/オージェイズ

第22回 「オール・ディレクションズ/テンプテーションズ

第21回 「イエロー・ムーン/ネヴィル・ブラザーズ

第20回 「ライヴ/ダニー・ハサウェイ

第19回 「ライヴ!/ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ

第18回 「サム・クック・ライブ/サム・クック

第17回 「ジミ・プレイズ・モンタレー/ジミ・ヘンドリックス

第16回 「ヨーロッパのオーティス/オーティス・レディング

第15回 「ビー・サンクフル/ウィリアム・デヴォーン

第14回 「アレサ・ライブ・アット・フィルモア・ウエスト/アレサ・フランクリン

第13回 「カット・ザ・ケーキ/アベレージ・ホワイト・バンド

第12回 「恋のハプニング/チャカ・カーン

第11回 「ワイルド&ピースフル/クール&ザ・ギャング

第10回 「3+3/アイズリー・ブラザーズ

第9回 「ザ・ベスト・オブ・シック/シック

第8回 「スーパーフライ/カーティス・メイフィールド

第7回 「フレッシュ/スライ&ファミリー・ストーン

第6回 「ラブ・パワー・ピース/ジェイムス・ブラウン

第5回 「スリラー/マイケル・ジャクソン

第4回 「トーキング・ブック/スティービー・ワンダー

第3回 「ホワッツ・ゴーイン・オン/マーヴィン・ゲイ

第2回 「太陽神/アース・ウィンド&ファイア

第1回 「パープル・レイン/プリンス


●ソウルミュージック・ミニ講座

1.ソウルってなに?

 ソウル・ミュージック(以後略してソウル)とは、アフロ・アメリカン(アメリカに住む黒人=以後「黒人」で略す)が生み出した音楽のひとつです。

 音楽のジャンル分けはボーダーレスなので、なかなか難しいのですが、黒人音楽の総体をR&B(リズム&ブルース)と呼び、そのなかのまた一ジャンルと考えていただければけっこうです。


2.いつ頃の音楽なの?

 ソウルは60年代に誕生しました。これはほぼ間違いがありません。 そして、それは現在でも続いていると言いたいところですが、大きな流れとしてのソウルは70年代で終わったと考えて差し支えないでしょう。

 しょせん流行音楽である以上、スタイルが変遷し、もとのジャンルにはおさまらなくなるのはしかたありません。 しかし、ソウルは姿を変えただけで、今のブラック・ミュージックにも確実に生き続けています。

 僕たちソウル・ファンが、現在の若いミュージシャンの音楽を「ソウルだ」と呼ぶことがありますが、それはジャンルとして言っているのではなく、最高の賛辞です。 「ソウル=真実の魂の音楽」という意味で僕たちは使っているのです。


3.なぜ、ソウルというの?

 60年代の黒人公民権運動(歴史を勉強して下さいね)のさなか、"Black is beautiful"というスローガンが生まれます。

 これは、それまで人種差別のなかでネガティブな「白人より劣った存在」と規定されていた黒人達が自らのアイデンテティを獲得するための大きな意識改革でした。 そのときに言われたのが「我々はソウル=魂をもった人間だ。」というものでした。

 我々は白人より歌がうまく歌える、白人よりリズム感がある、そうした地点にたてば白人は魂の欠けた人間でしかない。 黒人は自らをソウル・ブラザー、ソウル・シスターと呼び、お互いの団結を深めていったのです。

 そうしたエキセントリックな時代背景のもとで生まれたのがソウル・ミュージックというわけです。


4.ソウルの特徴は?

 先に述べたソウル誕生のいきさつを受け、過度に黒人らしさを強調するのが特徴です。

 シャウトする、ファルセットを使う、細かなビートを刻む、またはゆるやかなビートのなかにグルーヴ感を出す--------等々 ソウルにおいては「黒っぽい」ことが最上のものなのです。

 そして、あまりに過度な表現は、時代の変化とともに影をひそめ、ソウルという言葉も使われなくなりましたが、現代のポピュラー音楽の主流が、ソウルに端を発したものであるのは間違いがありません。

 (以上、某サイトから無断転載)


※ソウルミュージック・リンク集
Yahoo! Music - Soul_R&B


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